ALFA-X
カテゴリ: 新幹線・車両技術
ALFA-X(アルファエックス)は、JR東日本が開発した次世代新幹線の試験車両です。 最高時速360kmでの営業運転を目指し、騒音低減のための長いノーズや、地震時の脱線しにくくする技術、空気抵抗ブレーキ(空力ブレーキ)などの検証が行われています。 将来の北海道新幹線札幌延伸を見据えた技術開発の一環です。
AIとIoTの実験室
ALFA-Xは、単なる高速化の実験だけでなく、次世代のIoT・AI活用技術の実験室でもあります。 車両の各部には数千個のセンサーが取り付けられ、走行中のあらゆるデータをクラウドに送信しています。 これをデジタルツイン上で解析し、部品の劣化予測や、強風時の走行安定性のシミュレーションなどを行っています。 また、将来的な自動運転を見据えた運転支援システムのテストも行われており、まさに「走る未来」と言える車両です。
なぜ鼻が長いのか?
ALFA-Xの最大の特徴は、先頭車両の極端に長いノーズ(鼻)です。1号車と10号車で長さが異なり、どちらがトンネル突入時の微気圧波(ドンという音)を効果的に抑えられるかを比較実験しています。 デザイン的には賛否両論ありますが、これは「時速360kmで静かに走る」という過酷な物理的課題に対する、エンジニアたちの回答なのです。
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