台車
カテゴリ: 新幹線・車両技術
台車は、鉄道車両の車輪や車軸、サスペンションなどが組み込まれた走行装置の総称です。 車体を支え、レールに沿って走行し、ブレーキをかけるという重要な役割を担います。 高速鉄道向けの台車は、蛇行動(車体が左右に激しく揺れる現象)を抑えるための高度な技術設計がなされています。
重要部品の亀裂と教訓
2017年、のぞみ34号の台車に破断寸前の亀裂が見つかった重大インシデントは、鉄道業界に大きな衝撃を与えました。 原因は製造時の溶接不良でしたが、この事件をきっかけに、台車モニタリング技術の開発が加速しました。 現在は、台車に取り付けた温度センサーや振動センサーのデータを、AIエージェントが常時監視し、「いつもと違う微細な音」や「異常な温度上昇」を即座に検知して指令へ通報するシステムが稼働しています。 目に見えない床下の部品を守るため、デジタル技術がフル活用されています。
台車の種類の豆知識
台車には、モーターが付いている「電動台車」と、付いていない「付随台車」があります。 また、空気バネを利用して乗り心地を良くした「ボルスタレス台車」が現在の主流です。 駅のホームで列車を待っているとき、車種によって台車の形が微妙に違うのを観察するのも、鉄道ファンの密かな楽しみ方の一つです。
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