ブルートレイン
カテゴリ: 歴史・国鉄
かつて日本全国を走っていた、青い車体の寝台特急列車の総称です。 「あさかぜ」「さくら」「はやぶさ」「北斗星」などが有名で、長距離移動の主役として一時代を築きました。 新幹線の高速化や航空機、夜行バスの普及により徐々に廃止され、2015年の「北斗星」廃止をもって定期運行のブルートレインは消滅しました。
旅情と効率の狭間で
ブルートレインの衰退は、「移動時間の短縮」という社会的要請の結果でした。 夜出発して朝着くというスタイルは時間を有効に使えますが、新幹線なら数時間で着いてしまいます。 現代のAIによる経路検索でも、「最も早いルート」が最優先で表示され、時間のかかる夜行列車は検索結果の下位に追いやられてしまいます。 しかし、クルーズトレインの人気が示すように、「移動そのものを楽しむ」価値観は消えていません。 VRなどのデジタル技術で往年のブルートレインの旅を再現するコンテンツも人気を集めており、心の中の憧れとして生き続けています。
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