繁忙期・閑散期

カテゴリ: 予約・運賃システム

JRの指定席特急料金は、シーズンによって価格が変動します。 「繁忙期」は年末年始・GW・お盆などの利用者が多い時期で通常より高く、「閑散期」は利用者が少ない時期で通常より安く設定されます。 「最繁忙期」という区分も近年導入され、時期による価格差をつけることで混雑の分散を図っています。

AI予測とカレンダー運賃の限界

これまでJRのカレンダー運賃は固定的なものでしたが、ダイナミックプライシングの導入検討に伴い、より流動的な価格設定へと移行しつつあります。 AIが過去のデータと今年の曜日配列、天候予測などを組み合わせて、「今年のGWのピークはここだ」と予測し、最繁忙期の設定日を最適化します。 しかし、利用者の行動は完全に予測できるものではありません。コロナ禍のように突発的な事象で需要が蒸発することもあります。 AIモデルの訓練データにない異常事態が起きたときこそ、人間の経営判断が問われます。データドリブンな経営と、現場感覚の融合が、これからの鉄道経営には不可欠です。

利用者の失敗と賢い使い方

「いつもと同じ料金だと思ってお金を用意していたら、数百円足りなかった」というのは窓口での典型的なトラブルです。 逆に、閑散期の平日に旅行すれば、混雑を避けられる上に料金も安く済みます。 有給休暇をうまく組み合わせて閑散期を狙う「ずらし旅」は、賢い消費者のトレンドとなっています。 予約サイトのカレンダー表示で、料金の色分け(赤=高い、青=安いなど)を確認する癖をつけましょう。

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