ロングレール通信を読んでいて、改めて鉄道業界における地域格差について考えさせられる記事が多いなと感じています。特に地方路線の現状や、各地域での取り組みを見ていると、この業界が盛んな地域とそうでない地域の差がくっきりと見えてくるのです。
注目したいのは、鉄道業界が特に活発な地域の特徴です。関東圏はもちろんですが、意外にも九州地方が鉄道関連事業で注目されているという現実があります。JR九州の観光列車戦略や、福岡県の都市圏輸送における技術革新は本当に目を見張るものがあります。実際、国土交通省の鉄道統計年報を見ると、九州地方の鉄道事業者数は47社と、人口比率を考えると関東に次ぐ密度の高さを誇っているんです。これって、地域の特性を活かした鉄道事業の可能性を示していると思うのです。
一方で、北陸や山陰地方では従来型の路線維持に苦戦している現状も見えてきます。でも、だからこそチャンスがあるとも言えるんです。富山県のライトレール事業や、島根県の一畑電車のような地域密着型の取り組みは、大都市圏とは違った価値を創出している好例だと思います。人口減少が進む地域だからこそ、鉄道が持つコミュニティインフラとしての役割が際立ってくるし、そこに新しいビジネスモデルの種があるんじゃないでしょうか。
結局のところ、鉄道業界の地域格差は確かに存在するけれど、それぞれの地域が持つ独自性を活かせば、まだまだ発展の余地があると考えられます。大切なのは、東京や大阪の成功モデルをそのまま地方に持ち込むのではなく、その土地ならではの鉄道文化を育てていくこと。観光資源との連携や、地域住民との協働プロジェクトなど、アイデア次第で小さな地域でも大きなインパクトを生み出せる。そんな可能性を秘めた業界だからこそ、地域格差を逆手に取った戦略が重要になってくるんだと思います。
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